今日の天声人語に興味深い記事が書かれてありました。
作家の高橋源一郎さんが『僕らの民主主義なんだぜ!』の本の中で、民主主義とは「意見が通らなかった少数派が、それでも『ありがとう』と言うことが出来るシステム」「意見の違う他人と、それでも一緒にやっていくことです。」と。
また、「互いの溝は越えられなくても、自分の立場を相手が理解してくれることはありうる。ただし、その相手に対して威張るな。」とも言われています。
日頃から会社や取引先とのやり取りの中、野球やソフトボールを通じての多くの人達、家族や公衆の場。人との関わりは切っても切れません。
その中で「なんでやねん!」と思うような対応をされることもあります。しかしそれも私の立場から見ればそうであっても、相手の立場から見ればそうじゃない。何かしらの理由はあるはずです。
頭に血が上ってしまえば見えなくなりそうな部分も、相手目線で見るスタンスを持ち続け、たとえ相容れなくても、敬意をもって接する。
とても大切な考え方のように思えました。
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