白衣のコーディネート術
白衣の選び方から、インナーの合わせ方まで。
印象がガラリと変わるコーディネート術を指南。
ドクターのシンボルといえば白衣ですが、白衣のインナーはワンパターンになりがち…という人も多いのでは?白衣を着ているというだけで、男性も女性も素敵に見えるのは確かですが、やはり白衣の中までこだわってこそ、「違い」が見せられるのではないでしょうか。
男性ならシャツやネクタイの色使い、女性ならデザインや素材の違いによって、見た目の印象はガラリと変わるものです。羽織るだけでスタイリッシュに見える白衣の選び方から、白衣との相性もいいおしゃれなコーディネートまで、男女別にレクチャーいたします。
男性ドクター向け 白衣のコーディネート
男性は長丈の白衣がおすすめ!
インナーで知的さや
遊び心をプラス
男性が白衣を着る場合、丈は短い物ではなく長いほうが全体のバランスがとりやすいのでおすすめです。また、しわになりにくい素材で、シルエットが美しい物を選ぶとスマートな印象になります。
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色や柄つきのシャツで遊び心を演出
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顏周りの印象を左右するシャツは、白衣の白を引き立たせるためにも、色や柄のついた物で遊び心を演出したいところ。襟や袖が白く、身頃が異なるカラーのクレリックシャツを選べば、清潔感を失うことなく、色を楽しむことができます。
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ベストを足せば知的さがアップ
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インナーのコーディネートは、シャツ+パンツというベーシックな組み合わせに、ベストを着ると知的さがアップ!その際、あえてセットアップではないベストを選ぶことで、適度にカジュアルダウンできるので、患者さんにも親近感を与えることができます。
コーディネート例
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インナーを濃い色でまとめると
体も引き締まって見える!ブルーのストライプシャツを使用したこちらのコーディネートは、渋めの色味で紳士な印象に。パンツやネクタイなど、白衣の中を濃い色でまとめると、引き締まって見える効果も。
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ピンクのシャツ×ドット柄
ネクタイでポップさをプラスこちらは、ピンクのストライプシャツにドット柄のネクタイを合わせて、ポップさをプラスした着こなし。ネクタイをシャツと同系色にすると、もう少し落ち着いた印象に。
女性ドクター向け 白衣のコーディネート
女性の白衣はスプリングコートを
羽織るような感覚で。
ブラウスでさりげない華やかさを
女性用の白衣は、ウエストがシェイプされていたり、裾にスリットが入っていたりとバリエーション豊富。中でも、全体のバランスがとりやすくて洋服とのコーディネートもしやすいのが、膝丈のベーシックなタイプです。サイズもタイトすぎず、大きすぎずの物を選び、スプリングコートを羽織るような感覚で着こなすのがポイント。
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ブラウスで華やかさをプラス
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医療現場という場所柄、派手なアクセサリーは避けたい…。そんなときは、襟元に工夫のある デザインブラウスで華やかさを添えましょう。もしくは、キーネックなど、デザイン性の高いシャツでニュアンスを出すのもおすすめです。
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ボトムで全体のバランスを調整
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ボトムにスカートをはく場合は、白衣の袖丈と同じくらいの長さの物か、少し短い物を選ぶと全身のバランスが整います。
コーディネート例
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襟元のキラキラがポイント!
ヌーディーカラーでまとめた清楚コーデデザインブラウスとハイウエストワイドパンツで、程良くトレンド感を出したコーディネート。ヌーディーカラーでまとめれば、清楚な印象を与えられます。
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キーネックシャツがポイントの
クールな着こなし襟元をすっきり見せるキーネックシャツで、フェミニンな中にもクールさを加えて。カットソー素材だとカジュアルになりすぎるので、パリッとした生地のシャツがおすすめです。