安価で購入できる人気の研究者向け白衣

実験を行う研究者や教員・学生にとって、白衣は必需品。ただ、一口に白衣と言っても形や機能は様々で、価格の幅も広く、ご自身に合った1着を見つけるのは大変ですよね。そこでこちらでは、実験で用いるのに適した白衣の選び方と、安価で手に入りやすい白衣を中心にご紹介していきます。

研究・実験で白衣を着る理由とは？

研究や実験で白衣を着る理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目は「安全の確保」で、薬品や熱などの危険から身を守るための防護服として白衣が着用されています。
2つ目は「衛生管理のしやすさ」です。細菌や埃などの異物が実験室に入ると、実験結果に影響したり、事故につながる危険もあるため、衛生管理が重要視されます。そこで、汚れが目立ちやすく衛生的に保ちやすい白衣が用いられます。

その他にも、溶液の色や色の変化を正確に見ることができるなどの利点から、大学や研究施設によっては実験着として白衣の着用を必須とするケースもあるようです。

プロとしての印象形成にも白衣が役立つ

以上のような実用的な理由の他に、研究者としての信頼性を示す上でも白衣は役立ちます。
特に教授や教師など、人前に立つ職業では白衣が重宝され、実験以外の場面でも多く使われる傾向があります。

研究用白衣の素材と生地の選び方

研究や実験用の白衣として、どのような素材や機能が適しているかは、研究対象や作業内容によって異なります。こちらでは素材による特長や、仕様や機能性による利点などを挙げながら、白衣を選ぶポイントをご説明します。

素材

白衣の素材は主に「綿(コットン)」「ポリエステル」と、両者の特長を併せ持つ混紡素材があります。

■火を使うなら「綿(コットン)」

「綿(ワタ)」の種子から採取される植物繊維で、燃えにくいのが特長。可燃性・引火性のある物質を使う実験用の白衣におすすめの素材です。ただし、酸に弱いため、酸性の薬品を使う実験には不適です。

• ■メリット

  ・耐熱性に優れ燃えにくい

  ・吸湿性と放湿性に優れ、夏は涼しく冬は暖かい

  ・肌への刺激が少なく、敏感肌の人にも適している

• ■デメリット

  ・酸に弱い

  ・シワになりやすい

  ・洗濯で縮むことがある

■薬品を使うなら「ポリエステル」

石油を原料とした化学素材。丈夫で酸にもアルカリにも強く、薬品全般に耐性があります。ただし、燃えやすいため火を使う実験では避けた方が良い素材と言えます

• ■メリット

  ・酸にもアルカリにも強く、薬品全般に耐性がある

  ・汚れが落ちやすく、速乾性もあり洗濯が楽

  ・シワになりにくく、縮みや色落ちも少ない

• ■デメリット

  ・燃えやすい

  ・静電気が発生しやすい

  ・汚れを吸着しやすい

火や薬品を使わない場合は、着心地の良さやお手入れのしやすさなど、ご自身が重視したいポイントに応じてお選びください。これといったこだわりがない場合は、どちらの利点も併せ持った「綿とポリエステルの混紡素材」もおすすめです。

機能と形状

■制菌性(赤色のSEKマーク)があると安心。制電性もあればベター

「制菌性」とは繊維上での細菌の増殖を抑制する機能で、清潔な状態をキープする上で重要な役割を果たします。高度な衛生管理が求められる実験で使用する場合は、白衣も制菌性が備わったものを選ぶ方が安心です。
制菌加工が施されているかどうかは、上記の「SEKマーク」の有無で確認できます。同じマークでも色別に複数の種類が存在しており、それぞれ用途や性能が異なりますが、医療用品に付与されるのは「赤色」になります。

また、ポリエステルの白衣は静電気がたまり埃を吸着しやすいので、静電気を抑える「制電性」が備わったものを選ぶと良いですよ。

■形状は長袖・ロング丈の白衣がおすすめ

※写真はポプリン白衣診察衣長袖[KAZEN製品](メンズ：115-7 ・ レディス：125-7)

器具や薬品を使用する化学実験では怪我の恐れがあるので、長袖でかつロング丈の白衣を着用し、肌の露出を極力抑えることが大切です。
一方、無菌操作が求められる実験などでは、手洗い・消毒を頻繁に行うことがあります。袖元に装飾が少なく折り返しやすい形状だと取り扱いが楽。袖口にゴムが入っていたり、紐で調整するタイプであればより作業効率が上がりますね。逆に、袖口が広がっていたり装飾があるものは、器具などに引っかかって事故につながる危険もあるので、選ばない方が無難です。

また、裾が長すぎるとかがんだ時に地面に付いたり、座った時に生地がもたつくことがあります。着丈としては、膝のあたりまでを目安に選ぶと良いでしょう。

安価で購入できる人気の実験用白衣

※掲載商品の参考価格は予告なく変更する場合や取扱いを中止する場合もございますのでご了承ください。

3,000円台の実験用白衣

4,000円台の実験用白衣

 
その他の白衣・診察衣もご覧になりたい方はこちら↓

▶白衣通販サイト「THS-白衣NET」の診察衣(ドクターコート)

【オマケ】人前に立つことの多い研究職の方へおすすめの白衣

ここまでは低価格帯で実験用に適した白衣を中心にご紹介しましたが、研究職の方の中には実験以外の場面で白衣を着用されることも多いかと思います。
特に講義等でコミュニケーションをとる場面においては、白衣は専門性や信頼感を示す上で重要な要素。また、着る人のモチベーションを上げる、といった効果も期待できます。そういった点で、価格帯は上がりますが、おしゃれでデザイン性に優れた白衣もおすすめですよ。

また、研究職の方や教職の方だけでなく、以上のような理由から理工系技術者や修理技工士の方が高級な白衣を着用されるケースもあるようです。
気になる方は、ぜひこちらの「高級診察衣(男性向け)」ページもご覧ください。

▶男性向け 高級診察衣特集

最後に：研究用白衣・実験用白衣はどこで買うと良い？

研究用白衣を安価で手に入れるなら通販での購入が便利。サイズ展開が豊富で、かつ店舗よりも価格が安い場合が多いためです。

低価格帯の白衣はAmazonなどの大手モールでも多数販売していますが、機能面にもこだわりたい方は白衣専門店や医療用ユニフォーム専門店の通販サイトでのご購入が安心。高度な衛生管理が求められる現場にも対応できる白衣が数多く取り揃えられているので、失敗が少ないためです。また、購入前に気になる点があれば、カスタマーセンターで相談できるのもモールにない利点ですね。

白衣を通販で購入する時の注意点

通販サイトでの購入はメリットが多い一方、実際の商品が写真を見てイメージしていたものと違う、ということもあります。生地が思ったよりも薄い、実際に着てみたら小さかった、などのギャップが起こった場合は、作業性や安全面に影響を及ぼしかねません。購入前に相談できるかだけでなく、試着ができるサービスがあるとより安心です。

白衣の通販サイト「THS-白衣NET」でも、無料会員登録後に返品送料無料の試着サービスをご利用いただけます。お悩みの方は、ぜひお試しを。サービスや商品選びに関して、気になることがあればお気軽にお問い合わせくださいね。

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