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こんにちは。制作スタッフのショーコです。
最近の検索キーワードの傾向によると「ナースカーディガン」が人気のようですね。寒さの厳しい冬場や冷房が効いた職場で働く際、温度調整に欠かせないアイテムです。
勤務先の病院などでカーディガンの着用について規定がない場合はご自身で用意する必要がありますが、どう選べば良いか、どこで買うかなど悩みますよね。こちらでは、そのようなお悩みにお答えしていきますので、ぜひ参考にご一読ください!
ナースカーディガンの選び方・選ぶポイント
まずは勤務先の規則を確認!
勤務している病院やクリニックの規則を確認してください。色やデザインが指定されている場合や、カーディガンの着用自体を禁止している可能性もあります。購入前に必ず確認しておきましょう。
チェックすべき「機能」と「素材」
自宅洗濯ができ、SEKマークがあると安心
病院によってはナースカーディガンの着用が禁止されていますが、その理由はズバリ不潔になりやすいから。
治療や処置に関わるシーン以外では着用OKとしていても、病院で働く上で、やはり清潔さが保たれているかは気をつけたいですよね。
「自宅で洗濯できる」「SEKマークがある(制菌・抗菌加工等が施されている)」カーディガンなら、お手入れが手軽で清潔な状態をキープしやすいですよ。
洗濯が自宅でできるかは、商品のタグやサイトの商品説明欄から確認しますが、素材の種類によっても洗濯のしやすさが分かります。
「ポリエステル」や「アクリル」などの丈夫な化学繊維や、天然素材でも「綿」は水に強く自宅洗濯もしやすい素材です。逆に「ウール」「カシミヤ」「アンゴラ」などの天然素材は縮んだりすることも。ただ、これらの素材も化学繊維と多く混紡されている場合は自宅洗濯がOKになっていることがあります。
毛玉が起きにくいか要確認
カーディガンで気になるのが「毛玉(ピリング)」。毛玉がついているとおしゃれなカーディガンも台無しですよね。医療現場の制服としても清潔感を欠くので要注意です。
抗ピル効果(ピリングが起きづらい)や、制電性を備えられた商品なら、毛玉に悩まされることも減りますよ。 また、制電性のある素材は静電気を防ぎ毛玉が起きにくくなるだけでなく、髪の毛やホコリの付着も防いでくれるので、清潔感も保てます。
特に「ナイロン」「ポリエステル」などの化学繊維の他、天然素材のウールも毛玉ができやすいので、“抗ピル効果”または“制電性”を施されているかチェックしてみてください。
用途・季節に応じた素材を選ぶ
保温性や通気性があるか、シワになりにくいかなどは、カーディガンに使われている素材によって異なります。こちらに、カーディガンに多く使われている素材とその特徴をまとめたので、用途に応じた素材はどれかチェックしてみてください。
また、季節によっても快適な素材は異なります。夏場は通気性の良い綿(コットン)やポリエステル、冬場は保温性の高いウールやアクリルなど季節に応じて使い分けても良いでしょう。
オールシーズン使える「綿(コットン)」
「綿(ワタ)」の種子から採取される植物繊維で、適度なハリ感と柔らかさがあり、さらっとした心地良い肌触りが特長。優しい天然素材で敏感肌の方も安心です。通気性・吸水性に優れ、Tシャツやタオル、シーツなど日用品に幅広く用いられます。
■メリット
・水に強く耐熱性に優れ、自宅で簡単に洗濯やアイロンがけができる
・吸湿性と放湿性に優れ、夏は涼しく冬は暖かい
・肌への刺激が少なく、敏感肌の人にも適している
■デメリット
・洗濯により縮むことがある
・シワになりやすい
・乾くまでに時間がかかる
扱いやすい「ポリエステル」
石油を原料とした化学素材。丈夫で伸縮性があり、スポーツウェアや医療ウェアによく用いられます。形崩れや色落ちがほぼなく、速乾性にも優れているためお手入れもしやすい素材です。長所が多い一方、静電気が発生しやすいという弱点もあります。
■メリット
・汚れが落ちやすく、速乾性もあり洗濯が楽
・シワになりにくく、縮みや色落ちも少ない
・伸縮性があり汗もすぐ乾き、動きの多い現場でも使いやすい
■デメリット
・静電気が発生しやすい
・汚れを吸着しやすい
保温性の高い天然素材「ウール」
羊の毛から作られた動物繊維で、ニットやマフラーなど、冬服に多く用いられています。柔らかい質感で繊維の間に空気を多く含むため保温性が非常に高く、さらに吸湿性にも優れ、汗をかいても蒸れにくいのが特長です。
■メリット
・保温性が高く、冬の防寒対策にぴったり
・汗をかいても蒸れにくく、快適な着心地
・動物繊維の中では比較的安価
■デメリット
・静電気が起きやすく、毛羽立ちや毛玉ができやすい
・水に弱く洗うと風合いを損ねることもある
・虫に食われることがあるので保管には防虫剤が必要
保温性が高く扱いやすい「アクリル」
ポリエステルと同じ石油を原料とした化学素材ですが、ウールに似た風合いで、柔らかく保温性があります。ウールよりも吸湿性が劣るものの、洗濯で風合いを損ねたり虫食いがなく、さらに安価なためニットなどの冬用衣類の他、ぬいぐるみなど幅広い製品に使用されています。
■メリット
・保温性が高く、冬の防寒対策にぴったり
・自宅で洗濯しても風合いを損ねにくい
(手洗いか、ネットに入れて毛玉を防ぐ必要あり)・虫食いがないので保管しやすい
■デメリット
・静電気が起きやすく、毛玉ができやすい
・ウールより吸湿性がなく、汗をかくとベタつくことがある
仕事の妨げにならない「形」を選ぶ
「余裕のある」サイズ感なら着脱が楽
ナースのカーディガンは着脱のしやすさも重要なポイント。 血液が付着する可能性がある場面や洗浄を行う際など、看護師の業務ではカーディガンを羽織るのに適さない場面もあります。また、デスクワークや休憩時以外はカーディガンの着用をNGとしている病院もあります。必要に応じてすぐ着脱できるかが業務効率にも影響を及ぼしかねません。試着してしっかりサイズ感を確認する・ジャストサイズより少し大きめサイズを選ぶと安心ですよ。
袖口・襟ぐりにも注目
デスクワークや休憩中に羽織るだけなら細かい部分は見ずに好みの形を選んでOKですが、それ以外のシーンでも着用するなら袖口や襟元にも注目してみてください。結論から言うと「Vネックで袖口にリブがあるもの」がおすすめです。
ナースカーディガンは、袖がもたつき業務の妨げにならないようリブがあるものも多く見られます。
また、襟がついたナースウェアの上に羽織るなら、Vネック型だと襟元が隠れずきちんと感が保たれますよ。
病院・クリニックでの勤務に適した「色」を
勤務先が色を指定している場合は、規則に合ったカラーを選びましょう。
特に指定がない場合、おすすめカラーは「ネイビー」などの汚れが目立たない暗めの色か、逆に「白」など清潔感が保ちやすい淡色です。どちらもTPOに合ったコーディネートに仕上がりやすい上、下に着る服を選びません。
逆に奇抜なカラーやストライプなどの柄が入ったものは、下に着る制服との組み合わせが難しく、職場の雰囲気を乱す可能性もあるので避けましょう。
汚れが目立たない「ネイビー」「黒」「グレー」
▲写真はナーセスモード女子ジャケット[ナガイレーベン製品] RJ-4300
「ネイビー」「黒」「グレー」の3色は、汚れが目立ちにくいだけでなく、知的で落ち着きある印象を持ち、ナースカーディガンの定番色とも言えます。
また、ネイビーや黒などの濃い色は体のラインがはっきりとし、スタイルが引き締まって見えます。中に着る医療ウェアが上下淡色のナースウェアやワンピースの場合、濃い色のカーディガンをさっと纏うだけで配色にメリハリができ、すっきりとした印象に仕上がりますよ。
一方、グレーは適度な軽やかさもあり、季節やシーン、下に着る制服を問わず着用でき、かつ上品で洗練された印象を与えてくれます。
清潔感を示しやすい「白」「ピンク」(淡色)
濃い色とは逆に汚れが目立つので、清潔感を出しやすいのが淡色です。
優しい雰囲気で、患者さんの緊張を和らげる効果も期待できます。下に着るウェアと同系色で合わせるとより柔らかい印象になりますが、逆に濃い色のウェアと合わせてもコーディネートのアクセントになります。
着回ししやすい「白」の他、温かみがあり安心感を与える「ピンク」も看護師の制服として人気のあるカラーです。
【オマケ】名入れや刺繍を入れるのもオススメ!
職場に色や形の規定がある場合、同僚の看護師のカーディガンと被ってしまい、間違えやすくなりますよね。 そこでオススメなのが、「名入れ」や「刺繍」でオリジナリティを出すこと。お店で入れてもらうと、長持ちしやすく、見た目もキレイに仕上がりますよ。
白衣の通販サイトTHS-白衣NETでも「ネーム刺繍」「ロゴ刺繍」といった刺繍サービスも承っているので、ぜひご検討ください。
ナースカーディガンのコーディネート
カーディガンは体温調整ができるだけでなく、コーディネート全体の印象を左右するアイテム。また、仕事着として着用する上で、勤務先の雰囲気やTPOに応じた着こなしが必要になります。そこでこちらでは、タイプ別にナースカーディガンを使ったコーディネートをご紹介します。ナースウェアとの合わせ方にお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
可愛いナースウェアと合わせるコーディネート
花びらのような襟元がポイントのナースワンピースと、Vネックカーディガンを合わせた大人可愛いコーディネート。カーディガンのボタンを留めても襟がきれいに見え、上品で優しい表情を保てます。カーディガンが淡色なら柔らかさが、濃いめの色ならきちんと感がアップ。シーンやお好みに合わせて使い分けてみてください。
コーディネートアイテム
防寒対策バッチリのコーディネート
パンツスタイルにウール混のカーディガンを羽織った、暖かくて動きやすいコーディネート。冬の寒い時期に病棟の移動などで外に出る時も安心です。カーディガンはやや薄手でふんわりと軽い着心地ですが、保温性が高く肌触りも良いので快適です。中に着たウェアは制電性があり、冬場に起こりがちな静電気の嫌なバチバチも抑えてくれます。
コーディネートアイテム
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パンツはこちら↓
レディスパンツ CIS810
きちんと感抜群のコーディネート
スッキリとした襟元が特長のナースウェアと、ジャケットライクなきれいめカーディガンを合わせたコーディネート。年齢を問わず多くの方へ安心感を与えるクリーンな装いで、幅広い年齢層の患者様が集まる病院や、会議などフォーマルな装いが求められる場面におすすめです。カーディガンは毛羽立ちが起こりにくく防汚性にも優れているため、清潔感を長くキープできます。
コーディネートアイテム
スポーティで動きやすいコーディネート
人気スポーツブランド”ミズノ”のウェアでまとめた、動きやすく見た目もスポーティテイストなコーディネート。カーディガンもナースウェアもストレッチ性が高くあらゆる動作にフィットし、仕事のパフォーマンスを向上させます。ナースウェアは羽織って着るタイプで、メイクや髪型の崩れを気にせずスムーズに着脱できるのも嬉しいポイント。
コーディネートアイテム
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パンツはこちら↓
ミズノ女子パンツ MZ-0177
人気のナースカーディガンをご紹介
コーディネートでご紹介したカーディガンの他にも、THS-白衣NETで看護師の方に人気のナースカーディガンをピックアップしました。商品ページにはお客様のレビューも掲載しているので、気になるカーディガンがあればぜひサイトを覗いてみてください。
看護師のカーディガンを買うなら、医療ウェア専門店の通販サイトがおすすめ!
カーディガンは医療ウェア以外でも多く販売されていますが、「医療ウェアの専門店」で買う方が失敗がありません。
カーディガンの形はトレンドがありますが、医療現場の制服という観点からはきちんと見えるシルエットや、業務の妨げにならない仕様が求められます。その点、ナース用のカーディガンはナースウェアの上に着ることを想定して作られており、かつ腕周りに余裕がありつつもだらしなく見えないシルエットが保たれています。また、「制菌加工」や「制電」などの機能がある商品が多く、病院で着用する上でも安心です。
ただ、機能性が備わっている分、価格はやや割高なものもあります。そこでおすすめなのが、「専門店の通販サイト」でのご購入。
実店舗より販売価格が安い場合が多く、時期によってはセールやキャンペーンなどでさらにお得にお買い物ができることもあります。さらに試着もできるサービスがあり、スタッフの方が随時問い合わせに対応してくれるお店ならさらに心強いですね。
弊社が運営する白衣通販サイト「THS-白衣NET」も、無料会員登録後、返品送料無料で試着が可能です。不明な点もスタッフが随時ご相談に応じています。ぜひサイトを覗いてみてくださいね。
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